贈与税 実際にあった相談事例(前編)
2023/11/29
贈与税 実際にあった相談事例(前編)
本日は、実際にあった相談事例をご紹介いたします。
兄弟共同で築かれた家が、兄の結婚を機に今後は弟一人での居住へと変わります。住宅ローンの変更及び自宅の持分移転が引き起こす税金の問題について、詳しく深掘りして参ります。
01 概要
・10年前に兄弟で自宅を新築し、現在同居中。
・住宅ローンは連帯債務型で、負担割合は兄弟で半分ずつ。土地、建物の持分割合も半分ずつ。
・この度、兄の結婚を機に同居を解消し、弟が他のアパートに引っ越すことに。その際、連帯債務型住宅ローンを兄の単独負担になるように借り換えし、土地、建物の持分も弟から兄に移転することになるが、税金関係で問題はないか?
02 負担付贈与
お兄様が、弟様の住宅ローンの負担を引き継ぐ代わりに、弟様の自宅の持分も譲り受ける時には、「負担付贈与」に該当し、贈与税がかかる可能性があります。
負担付贈与は、
「土地及び建物の時価 ➖ 住宅ローン残額」
の金額で贈与があったものとされ、贈与税が課税されます。
後編では、譲渡所得税とまとめについて投稿するので、ぜひご確認ください!
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